なぜ相手に改善点を指摘しないのか分析してみた
私、不思議だったんです。
なぜ表面上で褒め合うんだろうって。
なぜ改善点があって、それを改善したらもっと良くなると思うのに指摘してあげないんだろうって。
私は結構指摘してしまうタイプなのですが、なぜ多くの人は表面上で褒め合うだけなのかなって。
この話をした時に、友達にすごく納得する説明をされたので、その考えをまとめるために今回文章にしたいと思います。
1.自分にデメリットがない
指摘しない一番の理由は、それが良くないものであっても自分にデメリットがないからです。
例えば、その作品を制作した人がビジネスパートナーや配偶者だったとしたら、あなたは改善点の指摘をするのではないでしょうか?
だって、その作品で失敗をしたとしたら自分にまで影響が来てしまうのですから。
でもその作品で失敗したとしても、自分に直接的な影響、つまりデメリットがないならば別に指摘する必要はありません。
だから人はただ褒めることが出来るのです。
2.人間関係を悪化させる必要はない
その作品を制作した人は、自分なりに自信を持って提供しています。
それをわざわざ指摘をして人間関係を悪化させることはないと考えている人も多い筈です。
だって相手が特に親しくない間柄だったとしても、将来的に自分に対するメリットを与えてくれる人かもしれないのです。
例えば、自分に出会いやお金をもたらしてくれる相手かもしれません。
だったら褒めて気分良くさせて、表面上のつながりを維持しておいた方がお得ですよね。
3.そもそも敵に塩を送る必要がない
そもそも相手がライバルであった場合、いくら仲良くしていたって相手のメリットになることを伝える義理はありません。
自分が指摘しようと思った部分を改善しないから永遠にうまくいかないということも考えられます。
だから自分のライバルになり得る人にわざわざアドバイスなどする必要はないのです。
自分が成功するためには、ライバルは1人でも多く蹴り落とした方が良いのですから。
友達からは上記の3点の理由を説明され、私はとても納得しました。
確かに、私も親しい人にはアドバイスや私の意見を言うけれど、どうでもいい人にはアドバイスすらしません。
まあ、表面上の褒め合いもしませんが(笑)
だからこそ、本当にアドバイスや意見をくれる人は大変貴重で大切にしなければなりません。
そう改めて感じたお話でした。