信じなければ裏切られない、結局私は臆病だった
彼氏が年末年始を友達と海外で過ごすそうです。
先に言っておきますが、そのことに不満があるわけではありません。
不満があってこのブログを書いているのではなく、このことがきっかけで私の冷たい心を自覚してしまったので、少しお話ししていきたいと思います。
私は上京してから数年間、年末年始はいつも1人で過ごしていました。
年末年始は大抵の人が実家に帰ってしまい、家族と過ごすということで、ほぼ遊んでくれる人はいませんでした。
だからといって私も実家に帰るかと言われたら、わざわざ混雑の中、通常より高い金額を支払ってまで帰省するメリットが見つからず…。
私は1人で過ごすことは苦ではなく、むしろ好むタイプなので、特に自分の過ごし方を不満にも思っていませんでした。
大掃除をしたり初売りに行ったり、箱根駅伝を見に行ったりとそこそこ充実した日々を過ごしていました。
だからこそ、今回彼氏に「年末年始は友達と海外に行くから会えない」と言われたところで、ふーんって感じだったんですよね。
私としては、会えないのは寂しいかもしれないけれど、自分で稼いだお金で休みにどこで誰と何をするのも勝手だから良いんじゃない?って考え方なんですが。
だから今回、彼氏に彼氏の友達が「彼女の怒りをくぐり抜けて来い」的なことを言ったと聞いて、ハッとしたんです。
普通の彼女なら激怒するポイントなんだなって。
確かにその話を聞いた時、私も冗談ぽく拗ねてみたりはしてみたのですが、別に本気で行って欲しくないとかそんなことではなく、行けるお金があって良いな〜とか私も旅行行きたいな〜って感じの方が大きくて(笑)
確かによくドラマや漫画などで、彼氏に「仕事と私どっちが大事なの!」とか「友達より私を優先してよ!」みたいなシーンがありますが、今回もそんな感じになるべきシチュエーションだったんですよね、勉強不足でした。
これを踏まえて、考えてみたんです。
なんで私は激怒しなかったのだろうかって。
別に彼氏のこと嫌いとか、どうでも良いとかそういうわけじゃないんですけど。
でも、最初から期待していなかったのはあったと思います。
だって最初から、彼氏が私(彼女)より友達や自分の欲求を優先してくれる人だとは思っていませんでしたから(笑)
冷めてますよね、自分でも思います。
最近彼氏にもなんか冷たいって言われるくらいには、自分でもドライな性格を隠さなくなってきているなとは気づいてはいたんですけど。
「始まりがあれば終わりもある」
「信じなければ裏切られることもない」
「他人に期待することは間違っている」
そんな冷めた考え方の私ですが、これはただの逃げであって、自分を守る術なのです。
今回のことで言うと、「一緒に年末年始過ごせる」という期待を持っていたら、多分怒っていたんだと思います。
その場合、何も言われてないのに勝手に期待して、裏切られた気になっている自分が悪いんですけどね。
私は裏切られることが怖くて、ほぼ誰も信じないし誰にも期待しません。
それこそ、家族、友人、彼氏でさえも。
(信じたり期待したりするときは、この人になら裏切られても良いと思える時だけです)
それが良いことなのか、悪いことなのかはわかりませんが、良い意味で心が広い、悪い意味で他人に興味がないとは良く言われますね。
ドタキャンされたって、「最初から約束を守る人だなんて期待してなかった」と思うし(実際そうなのですが)、悪口言われたって、「そもそもお前に何と思われようがどうでも良い」と思ってしまう。
でも、この考え方をするようになって、すごく生きやすくなりました。
声を大にして「他人を信用するな、他人に期待するな」とは言えませんが、本当に信じられる人は自分だけと言うことは心に留めておいた方が良いかなとは思います。
まあそんなこんなで、私は私で年末年始そこそこ予定を入れてあるので、程よく休み、程よく楽しみたいと思います。
気がかなり早いですが、皆様も良い年末年始をお過ごしください。