ピルのメリットとデメリットについて考えてみた。
私は約3年間ピルを服用しています。
ピルと聞くと、避妊のためのものというイメージを持たれがちですが、実際は避妊以外の効果がメインだと私は思っています。
ピルは市販では(公式には)販売しておらず、産婦人科で処方をしてもらいます。
基本的には保険適用外ですが、症状によっては保険適用される場合もあるので、それはお医者様と相談してください。
私の場合、生理不順と不正出血に悩み産婦人科を受診しました。
その頃の私は、半年間生理が来なかったり、1ヶ月間生理(実は不正出血)が続いたりすることが当たり前でした。
でも、周りの人たちからは、「おかしいから病院に行きなさい」と散々勧められ、確かに規則正しく生理が来る人が羨ましかったので、かなり抵抗はありましたが生まれて初めて産婦人科を受診しました。
問診や血液検査を行い、将来的に妊娠をしたいのであれば早いうちに生理周期を整えたほうが良い(ホルモンバランスを整えた方が良い)とのことでピルを服用することになりました。
その時に処方されたピルが今も服用を続けている「ラベルフィーユ28錠」です。
価格は病院や使用期間、一度に購入する個数にも変わってきますが1シート約2500円前後だと思います。
ピルは毎日決まった時間に服用しなければならないため、私は朝食の前に服用しています。
私が3年間ピルの服用を続けて感じたメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
【メリット】
1.生理の日程がよめる。
私にとっては、これがなによりのメリットです。
友達と旅行や海の予定を決めるときに生理の日程を外すことも出来るし、どうしてもその日程しか無理な場合には、ピルで簡単に生理の日程をずらすことも出来ます。
2.肌荒れしなくなった。
ホルモンが安定したからなのか、悩んでいたニキビがほとんどできなくなりました。
3.妊娠の心配をしなくて良くなった。
正しくピルを服用していれば99.9%の避妊効果が得られるので、たとえ避妊に失敗したとしても、妊娠の心配をすることはありません。
4.生理痛が軽減した。
眠れないほどの腹痛や日常生活が出来ないほどの腹痛がなくなりました。
また、出血の量も少なくなって生理自体がかなり軽くなりました。
【デメリット】
1.むくみやすい。
足がかなりむくむようになりました。
でも、サプリを飲んだりメディキュットを履いたりして対策できるレベルなので、そんなに気にはなりません。
2.切り替えのタイミングで頭痛や腹痛がする。
これは私だけかもしれませんが、ピルが偽薬に切り替わって生理が来るまでの2〜3日間に頭痛が、偽薬からピルに切り替わって生理が終わった後2〜3日間にガスが溜まる感じの腹痛がします。
従来の生理痛なんかに比べたら全然気にならないレベルではありますが、バファリンなどに頼ることもあります。
3.定期検査は必須。
ピルを服用していると血栓のリスクが上がりますので、半年に一度は血液検査をしなければなりません(私は何より採血が大嫌いです!!!)
あくまで、上記は私の主観になります。
ネットの情報でありふれている副作用(吐き気や食欲増進、胸の張りや痛み)は私にはありませんでした。
でもこれはやはり体質によると思うので、服用して副作用が出た場合にはすぐにお医者様に相談してください。
また、ウソかホントかはわかりませんが、ネットにはピルを服用していると子宮内膜及び卵巣がんの発症が30~50%減少するとか、乳がんのリスクが減少するとか、言われています(真実だと良いな)。
ピルは毎日決まった時間に服用しなければ意味をなさない薬です。
万が一飲み忘れてしまった場合は、1日であればその場ですぐに服用すれば大丈夫だと言われていますが、2日以上忘れてしまうと服用を中止して次の生理まで待たなければなりません。
その場合はもちろん効果はないので、定期的な服用を続けて行ける方にしか向かない薬だと思われがちです。
でも、私は毎日必ずメイクをするので、メイクポーチの横に置くことによって飲み忘れを防止しています。
こんな少しの工夫で、私のようなズボラさんも飲み忘れることなく続けることが出来ると思います(むしろ1ヶ月続けると習慣になります)。
私の個人的な考えだと、ピルはとてもオススメです。
実際私の周りの3人に1人はピルを服用しているため、昨今では特別なことでもないため、抵抗感もだいぶ(私が高校生の時よりは)無くなっていると思います。
「興味はあるけど不安」「周りに服用している人いないけど、実際どうなの?」等思っている方がいたら、私で良ければ質問などにお応えさせていただくので気軽にコメントいただければ嬉しいです。