気の向くままに、毒舌に。

私の考えを毒舌満載でお届けします。

私が素直に相手の背中を押さない理由

悩んだとき友達に相談する事ってありますよね。

私も悩み事があるときには友達や彼氏に聞いてもらったり、逆に相談されたりすることも良くあります。

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私は、悩み事の相談をするとき、実は自分の中にはすでに答えが出ているものだと思っています。

でも、誰かに背中を押してほしくて、その結論に至った過程に理由づけが欲しくて、相談しているのではないでしょうか。(もちろん本気でどうしていいか分からなくて相談していることもあるとおもいますが)

例えば、「こっちの服とこっちの服どっちがいい?」と彼女に聞かれたことはありませんか?

この場合「どっちもいいと思う」と答えると、私のこと考えていないと怒られ、「こっち」と指定すると「えー、でも~」と悪いところを指摘するという、男性がかなり苦戦する質問ですよね(笑)

これが、最初から自分の中で答えが出ているという分かりやすい例です。

 

こんなとき、一番良いのは、相手が本当は何と行って欲しいのか察して、その方向へ背中を押してあげることだと思います。

でも、私はそんな素直なことはできません、仲が良い人なら尚更。

別にいじわるをしているわけでもなく、相談されたからには、相手の視野を広げるお手伝いや相手が気付いていない情報を提供するなど、プラスアルファのことをしたいと考えるからです。

 

例えば、上記の「こっちの服とこっちの服どっちがいい?」という質問を受けたとします。

どちらか片方を言い切るのは簡単ですが、私は両方の服のメリットとデメリット(例えばこっちの服はデザインが可愛いけれど素材が良くない、こっちはシンプルなデザインで合わせやすそうだけどシルエットがダホッと見える等)を伝えるようにしています。

これは、相手が求めている答えではないことは重々承知していますが、あくまで私のアドバイスは私が思うことだから。

 

もちろん普段相談される内容はこんなに簡単なものだけではありません。

例えば転職したい等人生に関わるほどの重めの相談もあります。

私は、そういう自分の人生にかかわる内容こそ自分で決めるべきだと思っています。

「○○にこう言われたからこうしたのに!」と後々言われるのは嫌ですし、自分で決断することが出来ない人は今後の人生も自分で決めていくことが出来ないと思うからです。

その際も私は、メリットとデメリットを伝えて、自分で考えるように誘導します。

もちろん私の主観をきかれたら、「私ならこうする」と答えることもありますが、あくまで決めるのは自分だということは強調しています。

 

人生の選択に正解はありません。そして人間何を選んでも後悔する日は来ると思います。

でもいつまでも他者に背中を押してもらっているようでは、その人のためになりません。

その人の背中を押すだけの綺麗事だけを私は言いません。

現実をしっかりと見て、自分で判断して欲しいから、厳しいことやマイナスのことをわざと伝えます。

それは相手を嫌いだからではなく、大好きだから。

この気持ち、果たして相手に理解してもらえているのか…これが私が毒舌と言われている理由の一つなのかもしれません。