【自己流】独学で資格試験に合格する勉強法
私、勉強好きなんです。
たぶんそれは、自分の努力だけが結果に影響するから(たまに運もあるけれど)。
「努力は必ず報われる」とか綺麗事を言うつもりはありませんが、第三者の影響を受けずに自分の努力のみで結果が変わるのです。
成功(合格)も失敗(不合格)も自分だけの責任。
誰のせいにすることも出来ないのです。
協調性がなく、自分しか信じていない私にピッタリですよね(笑)
私は今までたくさんの試験を受験してきました。
宅建、行政書士、社労士、秘書検定、FP、税務、財務、etc…
もちろんこれら全てに合格したわけではありません。
私の努力が足りなかったものもあり、それは来年以降も受験していくつもりでいます。
でも、私は一つのこだわりがあります。
それは「独学」で受験すること。
つまり資格合格のための予備校やスクールに通わずに、市販の参考書のみで勉強することです。
理由は単純です。①お金がない、②時間がない、この2つ。
私には予備校やスクールに支払うような何十万のお金を用意することは出来ません。
そして、決まった曜日に、決まった時間、予備校やスクールに通えるスケジュール管理がほぼできません(仕事の都合上)。
だから、独学で勉強するしかないんです(こだわりなんて強がりです)。
(お金と時間があったら予備校やスクールに通って勉強した方が絶対合格への近道だと思います)
私の持論ですが、どんな資格であっても勉強方法は基本的には同じだと思います。
今回は私が「宅建(宅地建物取引士)」の資格を取ったときを例にお話ししていきたいと思います。
1.参考書選び
まずは、本屋さんへ行って、様々な参考書に触れてみることをオススメします。
パラパラ見るだけでも、自分に合う参考書と合わない参考書が感覚でわかると思います。
例えば、絵や文字のバランス、色合いでやる気が変わってきます。
同じものを説明している文を読んでも出版社によって理解度が変わってきます。
それらを良く考えて、自分に合う出版社を選んでください。
(基本的に資格が変わっても、私は、私に合う参考書の出版社は同じです)
(私はLECの参考書が本当に自分に合っていて、宅建も行政書士もLECです)
2.勉強方法
私はある程度すでに知識があって、いきなり問題を解き始められるレベルではない限り、いつも同じルーティーンで勉強しています。
【勉強初期】POINT:単元ごとに勉強していく
① 参考書を読む(この時、覚えよう!と隅から隅までしっかり読み込むのではなく、あらすじを捉える感じで広く浅く、とりあえず全部読みます)
② 過去問を10問解く(選択肢の問題の場合、正誤に関わらず全ての選択肢の解説を読み、理解します。理解できない時はその部分の参考書に戻ります)
※初回はこれだけで1時間以上かかります
③ ②の過去問をもう一度解く(今度は間違えた選択肢、迷った選択肢のみ解説を読みます)
④ 次の過去問を10問解く(あとは②③④の繰り返しです)
⑤ 単元の区切りなどに来たらもう一度、その単元の始めから終わりまで解いてみて、間違ったら必ず参考書に戻る(間違った問題には印をつけておく)
⑥ ⑤で間違った問題のみもう一度解く
流れはこんな感じです。
もちろん1日では到底無理なので、無理のない範囲で、でも必ず10問単位でやりきると私は決めていました(怠け防止のため)。
これを全ての単元分やりましょう。
【勉強中期】POINT:過去問を覚え込むつもりで
① ひたすら単元単位で過去問を解いていきます(間違えたら解説を読み、参考書に戻る、が必須)
② ①で間違えた問題のみもう一度解く
③ ①②を最低5回繰り返す
ここではじめてスピードも意識して解くようにします。
じっくり説いていた時には正解し続けていた問題も、スピードを意識するとミスするようになり、知識の不完全さを理解することが出来ます。
【勉強終期】POINT:ひたすら数をこなす
① 予想問題などひたすら問題を解く(この際、間違ったら解説を読み、参考書に戻る。参考書に書いていないことなどがあれば、参考書に書き足してオリジナルの参考書を作る)
② 参考書と出版社が異なる予想問題集を解く(同じ出版社は解説に参考書のページなどが乗っていて分かりやすいが、問題が似すぎてしまうことがあるため)
③ 模試を受けてみる(模試は基本的に難しめに作ってあるものだから、結果はあまり気にしない。お金とメンタルに余裕のある時に)
めっちゃ勉強するじゃんと思った方、それは当たり前です。
よほどの天才でもない限り、合格するためには勉強しなければならないのです。
もちろん、独学の場合は、スクールや予備校に通っている人よりも意識して勉強時間を確保しなければ合格への道は険しいのです。
この勉強方法はあくまでも私に合っている自己流の勉強法です。
みなさんも自分に合った学習方法を模索してみてくださいね。
(こんなに頑張って独学で合格すると、もう二度と使わないと分かっていても、努力の証の参考書は捨てられなくなるんですよね(笑))