年金をあてに出来ない自分の定年後を考えてみた
現在年金の受給年齢は60歳から段階的に引き上げられていて、男性は2025年、女性は2030年までに65歳からの受給になることが決まっています。
しかし近年、この受給年齢を68歳まで引き上げようという案も出されています。
日本の一般的な定年退職の年齢は現在60歳。
近年では再雇用として65歳まで雇用延長できるところも多いですが、その際の給与は大幅に下がると言われています。
つまり、定年退職してから年金が受給できるようになるまでの間は、貯金を切り崩して生活しなければならないのです。
しかも、少子高齢化の日本。
今後年金の受給年齢がどんどん引き上げられたり、年金制度自体が破たんしてしまったり、ということも否定できません。
そのため私たちは、自分の将来を考えて貯蓄して行かなければならないと言われています。
今回はFPプランナーの方のアドバイスを基に、この場をお借りして、一度自分の定年後について考えていきたいと思います。
1.生活レベルを下げたくないなら60歳までに貯金額を2000万円以上に
現在の生活レベルを下げたくないのであれば、毎月最低使用している金額を年金が受給できるまでの間分ためておく必要があります。
単純計算で、毎月20万円で生活をしている私が68歳まで生活レベルを下げずに生活するためには、20万円×12か月×8年=1920万円が必要になります。
すごい金額ですよね。
もし結婚して子供が生まれたとしたら、夫婦で毎月必要な金額が30万円だとすると60歳までに2人で3000万円の貯蓄が必要になります。
そして別途子供1人を成人に育てるまでに3000万円必要だと言われているので…。
私を育ててくれた両親には本当に頭が上がらなくなります。
このことに早く気付かなければ、貯金が出来る年数はどんどん短くなっていきます。
(FPプランナーの方は、遅くても30歳から始めなければ厳しいとおっしゃっていました)
若くて稼ぎの多いうちに、もちろん遊べるのも今しかできませんが、少しでも定年後のことを考えて貯金をしていかなければならないと痛感しました。
2.掛捨ての保険は無駄
これは私自身納得していないので備忘録的に(笑)
掛捨ての保険は無駄なので、貯蓄型の保険に代えるべきとのことでした。
でも私は、解約返戻金はなくとも安くてしっかりした保証が受けられる掛捨て保険も良いと思います。
確かに健康に自信のある方は無駄に感じるのかもしれませんが、かなり病気やけがをして今までも掛捨て保険に大変助けられている私からすると…必要です。
そのため、このアドバイスは無視します(笑)
3.定年後にお金を稼ぐ方法を考えておく
正直定年後に再雇用されることは難しくない世の中になっていくと思います。
でも、私は同じ労働力で安い給与になることは耐えられません。
そのため、今のうちに手に職を付けておき、定年後にある程度収入が見込める状態にしておくことが安心です。
私には何が出来るか考えてみます。
-宅地建物取引士
私は宅地建物取引士の資格を思っています。
不動産の売買や賃貸を行う際には、宅地建物取引士が重要事項説明を行わなければならなかったり、各営業所5人に1人の割合で宅地建物取引士を置かなければならなかったり、需要のある資格だと思っています(合格率は10%前後)。
そのため、比較的アルバイトでも時給が高く、年齢関係なしに必要とされています。
定年後はこの資格を利用し、重要事項説明を行うアルバイトをするのもありだなと思います。
-生け花を教える
私は生け花の師範の資格を持っています。
なかなか日本の若い人で、生け花を習いたいという人は少ないかもしれません。
でも外国人ならどうでしょう。
日本の文化を広めるきっかけにもなるので、英語で生け花を教えられるようになれば需要があるのではないか…と思っています。
(そのためには英語の勉強が必要なんですけどね(笑))
-手続き代行業務を行う
現在の仕事で培った各種手続きの代行を、各種専門家より安く行うのはどうでしょうか。
例えば、会社設立手続きや相続登記等資格がなくても代理で手続きが行えるものが上げられます。
しかし、これは集客の問題や、資格がない人は信頼されにくいとの問題もあります。
そのため、今のうちに行政書士の資格を取得しておく必要があることでしょう。
4.まとめ
私が定年退職するのは約30年後です。
その頃にはおそらく年金は70歳からしか受給できないのではないか、と私は思います。
もしかすると、年金を受給する事すら出来ない可かもしれません。
そして仮に年金を受給できても月10万円程度。
定年退職後に生活のレベルを落としたくないし、自分の子供に苦労させて養ってもらうのはもっと嫌です。
つまり今のうちから対策をとるしかありません。
稼ぎの少ない私ですが、頑張って貯蓄していきたいと思います。
(尚、貯蓄に余裕があれば株等を行ってもいいとのことだったので、いずれ株等も勉強していきたいと思います。)