気の向くままに、毒舌に。

私の考えを毒舌満載でお届けします。

私の経験からお部屋探しのアドバイスをまとめてみた

宅地建物取引士取得、不動産会社勤務経験あり。

引越し回数5回(つまりお部屋探し回数5回)。

こんな家に対するこだわりは人一倍の私が、自分の失敗談等を踏まえてアドバイスしていきたいと思います。

f:id:mnmsm373:20180811233241j:image

1、優先順位を決める

まず、お部屋探しをする前に、自分が求める条件を書き出していきましょう。

家賃、場所、広さ、築年数、設備…等なるべく細かく書き出していくのが大切です。

次に、その書き出したものに優先順位をつけてください。

なぜこんなことをするのかと言うと、率直に言えば、希望通りの物件に巡り合えることはほぼないからです。

必ず何かしらの妥協が必要になります。

その際に、最初から優先順位を決めておかなければ軸がぶれてしまうのです。

(実際私は、築年数を妥協したことを後悔しています。築年数を妥協すると、リフォームをしてあっても臭いや虫問題が起こります…)

 

2、実際にお部屋を探す

ぶっちゃけ、安いお部屋に高い設備を求める人は多いです。

不動産屋さんにいざ行くと、そんな条件に当てはまるお部屋はありませんと言われる人も多いのではないのでしょうか。

ということで、実際不動産屋さんに行く前にSUUMOやat homeのようなサイトで自分の条件を入力して現実を見ましょう。

私のオススメは家賃以外の条件をすべて入力して、家賃の安い順に表示する方法です。

自分がいかに難しい注文をしているのかがよくわかります。

その現実を見たうえで、つけた優先順位を基準に条件を見直して、実際に不動産屋さんに足を運びましょう。

(大抵希望の条件をすべて入力すると、家賃が数万円予算オーバーするんですよね…)

f:id:mnmsm373:20180811233329j:image

3、不動産屋さんを決める

不動産屋さんはたくさんあってどこに行っていいか分からない…!って方多いと思います。

まずは、サイトで見つけた物件で見たい物件が見つかったのであれば、そこの不動産屋さんに行くことが良いでしょう。

仮に、複数見たい物件があった場合は、実際に行く不動産屋さんを決めなければなりません。

だって、正直複数の不動産屋さんを巡るのは面倒だし、複数の営業の人と連絡を取り合うというストレスにもなりますよね。

そのため、その場合は、その観たい物件が「専任」なのか「一般」なのかで判断するのがオススメです。

前提条件として、どの不動産屋さんも持っている情報は同じです。

なぜならば、国土交通省から指定を受けた不動産流通機構が運営しているネットワークシステム、通称「レインズ」と呼ばれるデータベースがあり、そのデータベースから指定流通機構の会員である不動産屋さんは条件に合った物件を探して紹介してくれるからです。(いろいろ例外もありますが、今回は省略します)

通常であれば、このレインズに乗っている物件であれば、どの不動産屋さんでも紹介してもらえるはずなのですが、ここで不動産業界経験者なら分かってもらえるであろう「囲い込み」という悪しき習慣があるのです。

もし、あなたがサイトで気になった物件が専任媒介の物件(オーナーが1つの不動産屋さんにしか仲介を依頼していない物件)の場合、その不動産屋さん以外では囲い込みをされているため、まだ募集中でも紹介してもらえない可能性があります。

そのため、サイトで気になった物件が複数あった場合、一般媒介の物件(オーナーが複数の不動産屋さんに仲介を依頼している物件)であればどの不動産屋さんでも紹介してもらえるので、気になる専任媒介の物件を取り扱っている不動産屋さんに行くことをオススメします。

(気になっている物件が全て一般媒介の物件なのであれば、正直どこでも一緒なのでアクセスや規模、定休日等都合のいい場所を選べばいいと思います)

※基本的に「専任」「一般」とサイトに書いてあるとは思いますが、書いていない場合は、同じ物件が何度も表示される(複数の不動産屋さんがサイトに登録している)ものは一般媒介で間違いありません。

f:id:mnmsm373:20180811233448j:image

4、内覧する

まずは電話やメールで気になっている物件がまだあるか、物件確認をしましょう。

最近では取り締まりが厳しくなってきているため、おとり広告(終了した良い物件をいつまでもサイトに載せておくこと)は少なくなりましたが、タッチの差で他の人が契約してしまっているかもしれませんので。

そして物件がまだ募集中であれば、内覧日の予約をしましょう。

急に不動産屋さんに行っても土日だと混んでいたり、鍵の手配が間に合わなかったり、他の人と内覧とかぶったりするので、予約は必須です(繁忙期は特に)。

 

この時、断ることが苦手な人、押しに弱い人、女性は1人で行かずに誰かに付き合ってもらうことをオススメします。

不動産屋さんの営業の方達はノルマもあり、ガツガツ営業してきます。

せっかく案内してもらったし断るのは悪いな…と思ってしまうあなた、そんな後ろめたく感じる必要はありません。

相手は仕事です。そして断られることには慣れています。

断れなくてあやふやにしたり、余計な時間を使わせるならば、「検討します」と帰ってきてしまいましょう。

たいてい「検討します」は断る言葉なので相手も察してくれるでしょう。

また、私が営業の立場だったとき、物件の案内には一1人では行かせてもらえませんでした。

それも過去に女性営業が、男性のお客様に案内中に密室で襲われるという事件が2回起こったからです。

他社でも同様の事件はあるらしく、女性営業が男性のお客様を案内する場合は玄関から中に入らない等おかしなルールがあるところもあります。

そのため、男性営業の方に案内してもらう場合、女性には誰か同伴者がいた方が安心です。

これは女性だけではなく、男性営業にとっても安心材料になります。

内覧は密室空間のため、男性営業が何もしていなくても、冤罪に巻き込まれてしまうこともあるからです。

f:id:mnmsm373:20180811233315j:image

5、最後に

内覧をして良いと思った物件があったら、早く契約(というか事前審査)をしましょう。

良い物件は他の人も良いと思って、タッチの差で取られてしまうことが多々あります。(繁忙期は特に)

今回は、物件を内覧するまでのアドバイスでした。

物件を選ぶこと自体に関するアドバイスは人によって価値観も違うと思うので、割愛しますが。(私はバストイレ別とモニター付きインターフォンだけは妥協できません(笑))

次回は、引越しをする上での荷造り~荷解きや各種手続きのアドバイスをしていきたいと思います。

 

関連記事はこちら

www.dokuzetsu-bear.com